作品情報・あらすじ
作品情報
Netflixで視聴。吹き替えも字幕も日本語が存在しています。「魔法が解けて」は「シンプソンズ」のマット・グレイニングとNetflixのタッグが送る新規アニメーション。
落ち着く絵柄で描かれたやりたい放題のビーン王女(顔は黄色くない)が画面獣を右往左往し、ブラックな笑いを撒き散らしています。
あまり関係ないんですけど、このマット・グレイニングさん、子供の名前にホーマーって付けてるんですね。いろいろとどうなんだろう…
あらすじ
飲んで賭けて毎日を過ごしているビーン王女。
しかし、隣国の王子との婚礼の話を聞いてちょっとブルー。
一方能天気に毎日暮らしているエルフ達の中、彼らの「ごきげんの掟」に馴染めないエルフのエルフォ。
彼はエルフ王の娘に手を出して里を追われることに。
一方その頃、なんだか怪しげな人々がビーンの元へと送り込んだパーソナル悪魔ことルーシーとなんやかんやで意気投合するビーン。
明らかに人間じゃない継母と上手く行ってない彼女は、父に対して抵抗しながらも流されるまま結婚式の日を迎えてしまう。
小人と巨人の戦争や卑屈過ぎる農夫の助け(?)も得ながら式場に辿り着くエルフォ。
しかし、彼の登場で結婚式は大混乱。その機に乗じて逃げ出すビーン(とエルフォとルーシー)。
追跡を逃れて魔法の森に逃げ込むビーン達は娼婦の老妖精にウィッシュマスターの話を聞き、運命から逃れるために彼の元を訪れる。
苦労して高い崖の上に登るも、彼は実はウィッシュマスターではなく「ウォッシュマスター」でただの洗い屋だったのだ!
そして追っ手がビーン達に追いつき、ついに絶体絶命。そして意を決した三人は身を崖へと投げ…
感想
いやあ、すごい。凄すぎるアニメ。カードで堂々とトンチのようなイカサマをして王冠を賭け、負けたら大騒ぎして無理やり城に連れ戻される主人公の王女。
彼女が磔にされて連れ戻される道中でさらし首にされてる犯罪者や疫病で死んだ死体を運ぶ荷台の死体が王女に対してフレンドリーに喋るのを見るともうこの「魔法が解けて」がかなりファンキーな世界観なのが分かります。
しかし話のテンポがかなり良く、1分間で数回はギャグがねじ込まれるという忙しさもあってあっという間に一話を見終えてしまいました。
国の名前がドリームランド(普通に貧しそう)だったり、"これより魔法の森 差別的な動物に注意"という言葉の後に現れる差別的なシカなどのブラックな笑いは多くとも、時事ネタは無い(自分が見つけられなかっただけかも…)辺り、シンプソンズとはまたちょっと違った方向性なのかな。
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