『LA's FINEST / ロサンゼルス捜査官』シーズン1 あらすじ&ネタバレ感想【海外ドラマ】

2022年5月29日日曜日

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「LA's FINEST / ロサンゼルス捜査官」の簡単な概要

主人公はウィル・スミスとマーティン・ローレンス…ではなく、「ダークエンジェル」や「ファンタスティック・フォー」でおなじみのジェシカ・アルバと「バッドボーイズ2バッド」に出演していたガブリエル・ユニオン。

制作はソニー・ピクチャーズテレビジョンで、Spectrumというケーブルテレビが優先して放映するようになっていたようですね。
最初はNBCにパイロット版が持ち込まれたようですが、採用されず。それをSpectrumが目をつけ、放映することになったようです。

今のところ2シーズンまで制作されていますが、こちらの情報によれば、上記のspectrumによりシーズン2で打ち切りが決定されているとのこと。
詳しくは感想でも書きますが、ここまで速く終わるのもちょっと理解できるかなあ、という印象です。

視聴できるのはNetflixとU-Next、そしてAmazonプライムビデオですね。リンクは↓からどうぞ。

「LA's FINEST / ロサンゼルス捜査官」のあらすじ

ロサンゼルス市警の刑事ペア、ナンシー・マッケンナとシド・バーネットはとある事件の捜査の過程で、シドが過去におとり捜査で潜入し、心身共に深い傷を負わせられた麻薬組織の親玉、ガブリエル・ノックスの足跡を見つける。

復讐に燃えるシドはノックスのパートナーの一人、レイ・シャーマンのクラブに火をつけ、信じがたいことにクラブに保管されていた麻薬を奪い去ったが、レイの弟ダンテ・シャーマンはなんと過去にナンシーと深い仲であった存在だった。
ノックスの商品であった麻薬をシドに奪われた事により、レイが危機に陥ったことを知ったダンテはナンシーに連絡を行うも、当然彼女は接触を拒絶。

その後、二人はSNSを使った連続殺人やヘリコプターの操縦士が殺害された難事件を解決しつつも、ノックスに徐々に迫っていく。しかし、その間にもノックスはレイを殺害。ダンテは復讐のためノックスを独自に追い始め、ナンシーとの繋がりを復活させようとする。
その過程でシドは盗んだフェンタニルをあるギャング組織のアジトに隠し、それを警察に見つけさせるという手段で処分。

一方、ナンシーは結婚相手である地方検事パトリックの連れ子であるイジーが刑務所で捕まったという話を聞く。イジーの母でパトリックの前妻は交通事故で亡くなったのだが、イジーは刑務所にIDを偽造して事故の加害者に会いに行ったのだ。
ナンシーとイジーが微妙な関係が進展する中、シドは自身に加えられたノックスの手下からの脅迫事件の過程で、なんと自分には腹違いの姉妹がいることが発覚。シドの父親のジョセフとの関係が悪化する。
それだけではなく、シドの脅迫事件にダンテが絡んでくる。ノックスの手下はダンテにも脅迫を行っていたため、ダンテは彼を射殺。逮捕されることに。

ダンテは自身が解放させることを望み、彼が知っている過去を利用してナンシーを揺さぶる。彼女とその弟ニコは過去に虐待を行っていた母を殺し、その死体をダンテとレイの二人に隠してもらった過去があったのだ。
刑事であり、地方検事の妻であるナンシーにそんな過去があることを知らなかったパトリックだが、彼に接触してきたカーリーン・ハートというノックスの手下がナンシーの過去をバラしてしまう。
ダイヤモンド強盗事件を追う中、ナンシーはなんとかニコを説得し、彼に自首させ、問題を解決することに成功。

そして事件の捜査過程でノックスの正体も明らかに。なんとノックスの組織はDEA(アメリカの麻薬取締局)が捜査と麻薬市場のコントロールのために作り上げた組織で、その元締めであるノックスの正体はDEA捜査官にしてシドの元恋人であるウォーレン。
その事実を知ったシドは激怒。かつての捜査の過程でノックスの組織に捕まり拷問を受けた彼女は、その過程で身に宿していたウォーレンとの子供を流産していたのだった。
しかしウォーレンは、すでに組織は彼の手を離れ、カーリーンがノックスに成り代わっていると言い逃れる。

カーリーンを逮捕するために動き出す二人。
しかし、カーリーンはDEAに直接接触。政府が関わっている事実を知っている彼女は、DEAの高官に48時間の猶予を与えるように要求。その間に金品を集め、送金することで別の国で再起しようとしていた。
DEA高官はカーリーンの取引に応じ、警察に介入。シドとナンシーが極秘裏に行っていた潜入捜査を理由に、彼女たちを停職処分とすると共に彼女の協力者たちを逮捕する。

だが、シドとナンシーがそれで黙っているはずもなく、同じように停職処分となった別の刑事二人と共にカーリーンが蓄えていた現金を奪うと共に、凄腕ハッカーであるフレッチャーの協力もあり、カーリーンの出国許可を取り消し、身動きが取れなくしてしまう。
それに業を煮やしたカーリーンはナンシーの義理の娘イジーと、彼女のボーイフレンドでベインズ刑事の息子ジャスティスを誘拐。現金を引き渡すように要求する。

先手を取ったシドとナンシー、そして仲間たちとの銃撃戦の末にイジーたちは助けられ、カーリーンは逃亡。それを追う二人。
しかし、カーリーンに生きていられるとまずいDEA高官はウォーレンをカーリーンの元へとやり、彼女を始末させようとしていた。

カーリーンを追い詰めるナンシー、そこへ追いついたウォーレンはカーリーンを始末するためにナンシーへと銃を向けるが、シドがウォーレンを射殺。そしてカーリーンの身柄は確保され、逮捕されることに。
事件の過程でシドたちが知ったノックスへのDEAの関与について口を噤む代わりに停職処分を解かれた二人。
逮捕されたカーリーンの行方は知れず、もやもやとした物が残りながらも、全て終わったかと思いきや、バーを経営しているシドの父、ジョセフから連絡。そこで働いていたシドの友人が殺されたというのだ。
シーズン2へと続く。

「LA's FINEST / ロサンゼルス捜査官」の感想

ところどころに"らしさ"はあるものの…

バッドボーイズのスピンオフとは言うものの、そのバッドボーイズ要素が薄いのが困りもの。
銃撃戦やアクションにはそのエッセンスがあります。第1話を始めとして時々出てくるカーチェイスや派手派手なアクションは間違いなくいいです。ただ、それ以外は…
作品を通して出てくるハッカー役のフレッチャーや、主人公二人の同僚コンビの軽口がそれっぽいかな?というくらいで、後は真面目な刑事ドラマです。

女性陣の強さはいいんですけどね。主人公が二人共苦しみながらも前に進んでいくという王道な感じですし。

"あの"コンビは?

それとがっかりしたのが、あまりにもバッドボーイズとのつながりが薄いこと。映画にも登場したフレッチャーやシドが出てくるくらいで、それ以外のキャストは登場なし。
ウィル・スミスは仕方ないにしても、なんだかなあ…と言った印象。シリーズとの関わりもシドからマーカスらしき人への言及があったかな?程度ですし。
バッドボーイズ要素が気になる人には、ほとんど繋がりはないので別に見なくていいよと教えるようにします笑

アクション以外の中身が薄い

シーズン最終回のアクションはまあまあでしたが、結局これをバッドボーイズ関連でやる意味ってどうなの?という感想が浮かびます。
本家のバッドボーイズは重い話があっても映画という尺のため、割とサクサク行くのですが、本作はそれがずっと続きます。
特に主人公二人の過去の話は途中までこれ映画の方の話に絡んでるの?というくらいにちょっとややこしい感じなのがマイナス。

黒幕が拍子抜け

シーズンを通して追いかけたノックスの正体が、実は代理人のカーリーンとDEAの偽装組織だった…というオチには納得は出来てもがっかり。
それまで得体の知れない強敵という印象だったのが、事実が明らかになった瞬間に話も驚異も大きくスケールダウンしてしまうことに。
カーリーンもせいぜい小悪党という程度の立ち回りでしたし、何よりウォーレンが最悪。全般的に煮え切らない終わり方でした。

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