『REBEL MOON: パート1 炎の子』の簡単な概要
本作は『ジャスティス・リーグ』や『300』などでおなじみのザック・スナイダー監督が脚本・制作・撮影などなどを自ら手掛けて制作したNetflixオリジナル映画です。
主演は『キングスマン』や『華氏451』などに出演されていたソフィア・ブテラさん。助演には『サンズ・オブ・アナーキー』のチャーリー・ハナムや『グエムル』『センス8』『ベイビー・ドライバー』のペ・ドゥナなどの実力者揃い。
吹き替えもまた豪華で、主人公のコラ役には沢城みゆきさん、コラの友人のグンナー役には小林親弘さん、本作の主な敵となっている提督役には神谷浩史さんと豪華メンバー。
既に前後編の後編となるパート2の放映も4月に決まっている本作。Netflix限定の作品となっており、放映時間は2時間28分となっています。
『REBEL MOON: パート1 炎の子』のあらすじ
戦乱の時代、"マザーワールド"と呼ばれる星間帝国があった。
侵略国家であるマザーワールドは各地に出兵し、その兵力を広げ続けていた。
そんな中、"ノーブル提督"率いる部隊が反乱軍討伐のため辺境の地ヴェルトに到着する。
ノーブルはヴェルトの農民達を威圧するために村長を殺害。数ヶ月以内に全ての穀物を帝国に献上せよとの命令を下す。
そこでかつてマザーワールドの一員であった"コラ"が村に居座った横暴な兵士を排除したことをきっかけに、帝国に抵抗する為に戦士たちを集めることに。
コラは同じ村の農民"グンナー"と旅立ち、途中で密輸業者の"カイ"や元奴隷で鍛冶屋の"タラク"、女傭兵の"ネメシス"を仲間に加えた上、かつてマザーワールドの将軍でありながら剣闘士に身を落とした"タイタス将軍"も仲間に加える。
その途中でコラはかつてマザーワールドの優秀な兵士であり、マザーワールドの将軍"バリサリウス"の養子"アースレイアス"であった事、かつて戦乱の時代に終止符を打つと言われていたマザーワールドの王女"イッサ"に仕えていたこと等をグンナーに明らかにし、関係を深めていく。
かつてグンナーと取引を行っていた反乱軍の首魁、ブラッドアックス姉弟と惑星シャランで出会ったコラ達は、姉弟の弟である"ダリアン"と数名の手勢を仲間に加えることができた。
後を追うように現れたノーブル提督はシャランを殲滅。
仲間たちを集めることに成功したコラに、カイは密輸業を辞めるために最後の荷物を届けたいと交易所に船を向かわせる。
しかし、交易所でカイが運んでいた荷物の正体が明らかに。それはマザーワールドが使う拘束具だったのだ。
コラ達を罠に掛けたカイは、グンナー以外の仲間たちを拘束してしまう。
そこに現れたノーブルはコラ達を引き受けようとする。
しかし、機転を利かせたグンナーがカイを殺害し、コラ達を解放。そのまま乱戦へと突入する。そんな中でコラはノーブルと対決。彼を打ち倒した。
ダリアンの犠牲もあり、反乱軍を退けたコラ達は新たな故郷となりうるヴェルトへと帰還する。
が、瀕死の状態で生きていたノーブルは、摂政となりマザーワールドの中枢で権力を握っているバリサリウスにコラ(アースレイアス)の生存を報告。
バリサリウスはノーブルに対し、どんな手段を取ってでも娘を自分の眼の前に連れてくる事を要求するのだった。
パート2へと続く。
『REBEL MOON: パート1 炎の子』の感想
超スケールと超映像で繰り広げられるSF超大作
ザック・スナイダー監督が総指揮を取った本作。
Netflixオリジナル映画ですが、その映像美やスケールはハリウッドの話題作と変わらないインパクトがあります。
タラクを仲間にするパートで、荒涼とした惑星をグリフォン?のような生き物と飛び回るシーン、終盤の巨大戦艦が出てくるパートなんかは劇場で見ても十分にワクワクする存在ではないでしょうか。
その割にストーリーは…?
その一方で、映像面に話が追いついていない印象を受けました。
仲間たちとの出会いの後、関係性を深めたり彼らの背景を深掘りする事もなくなし崩し的にノーブル提督と対決、第二部へ続くという展開です。
出会いの過程で魅力的な他惑星の姿も出てきますが、本当に少しだけなので、まるでダイジェストシーンを見せられているかのような気分になります。
おそらく第二部で仲間たちや世界観を深掘りするパートがあるんでしょうが、本作だけだと起承転結の間二つが抜けてるように思えてしまいました。
不釣り合いなくらい吹き替えが豪華
内容には不満が残りますが、間違いなく豪華なのは吹き替え陣。
Netflixとしても気合を入れた配役になっているように思えます。映画の本編にはちょっと不満が残りますが、配役や演技も含めてここは間違いない出来でした。
『REBEL MOON: パート1 炎の子』の他の方の感想
『REBEL MOON:パート1 炎の子』
— Taku (@glaneurs_et_al) December 22, 2023
スナイダー好きなら楽しめるかもだが微妙。戦士集めの件は同じパターンの繰り返しで平坦。個々の特徴付けが不足したまま迎える決戦は物足りない。『スターウォーズ』の核はキャラクターだ。良かったのはエド・スクレイン演じる提督。もしやザック、『アリータ』観た? pic.twitter.com/3ZoxBkugoj
NetflixのREBEL MOON: パート1 炎の子
— 奥 浩哉 (@hiroya_oku) December 23, 2023
観た。ザックスナイダー版宇宙の7人。
美術デザインが微妙だと思ったけど、基本のストーリーが7人の侍だしザックスナイダーのセンスも好きなんで割と楽しく観れた。続きは来年の4月か… pic.twitter.com/7htrviTMDa
『REBEL MOON パート1:炎の子』観た!相変わらず神々しいカット、ハッタリ効いたキメとスナイダー節全快『SW』×『七人の侍』仲間を集める話メインで展開が急速。特に何の迷いもなく仲間に加入!終盤サプライズある展開は良かったが、そこに至るまで主人公と悪役以外キャラの存在感が薄い。PART2に期待 pic.twitter.com/pr0qJ6G2v1
— ヒロ吉 (@bro_LOOSE) December 24, 2023
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